英語参考書のブログ

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『英文法をこわす』-英文法/ネイティブスピーカーの感覚・イメージで学ぶ英文法

英語の新書は、かゆい部分に手が届く「孫の手」のような、なかなか素晴らしい書籍です。

大学受験レベルの英文法なら暗記したけれども、もっと本格的な英文法のニュアンス、トリビアが知りたい。

ある程度の英語を習得すると、今度は「より突っ込んで英語を知りたい」という意欲を感じた経験があるかと思います。


こんな時に便利なのが英語の新書。


英文法書や特定の英語分野の参考書とは違い、英語の全てをカバーしていません。

新書の著者が、日本人の苦手だと思う部分・英語学習で感じたこと・研究で調べた内容など、

自分の書きたいこと(又は、書けること)だけを書きます。

英文法書には書かれていないような内容を書かなければならないので、

「なるほど」とか、「そうなんだ」 と感じさせてくれる有意義な情報が載っています。


今回は、その英語の新書から『英文法をこわす』を紹介します。


この英語新書のねらいは、まさに「英文法を壊す」です。

といっても、英文法は概念的なモノで、物質的に壊すことなど出来ず、

また英文法を無視してしまうと、それはただ「英語が出来ない人」と思われてしまうだけです。


「どんな英文法」を壊すのか。


それは「(学校教育での)単純暗記の英文法」を壊すこと。

著者の大西泰斗は、主に「ネイティブスピーカーの〇〇〇」のシリーズで有名ですが、

あらゆる書籍を通じて、英語話者の感覚・イメージで英文法(英語)を学ぶことを推奨しています。


私の周囲の人間も言っていることですが、「(学校教育での)(単純暗記の)英文法の解説は、単に日本人が理屈でつけたものばかり」、だそうです。


例えば、高校生用の教科書(又は英文法書)に、

「that節は『~は…だということ』を表す」、という解説があった場合を考えてみよう。

そして次の二つの英文があったとする。

・I think that his obsession about evil and death was mainly formed through the accident.
(彼の悪と死に対する固定観念は、あの事件を通じて主として形成された、と私は考えています。)
・I think that he is poor.


2つともthat節を使った英文だが、英語として自然だろうか?

違いは無いだろうか?


もし「that節のthatは省略できるが、あったほうが丁寧」という類の解説を聞き、鵜呑みにしている人は、残念ながら、

I think that he is poor. のthatが醸しだす「不自然なニュアンス」を感じとることは出来ないだろう。


ならば今度は、2つの日本語の例文を考えてみよう。

・(彼は貧乏です、、私は考えています。)

・(あいつは貧乏なんだろ。)

という日本語を見る・聞く場合、どちらがより自然な日本語かは一目瞭然だろう。

日本語話者が言語に感じるようなニュアンス・響きを、英語話者も同じように感じているのである。



that節だけでない。

指示代名詞のthat, 同格のthat, 熟語のso...that~など、

thatには多数の用法が存在する、と感じている(または、感じさせられる教育を受けさせられてきた)かもしれない。

残念ながら、それらも日本人が理屈でつけた解説にすぎない。


「thatはthatにすぎない」。

これが結論である。


もちろん、thatのイメージを知り、理解すればの話だが、

詳しくは、『英文法をこわす』を読んでいただきたい。


以下は、読んでみて、ためになった思う部分。
thatのイメージ
SOのイメージ
to不定詞のイメージ
-ingのイメージ
時制の全てのイメージ


ネイティブスピーカーの〇〇〇シリーズが有名ですが、『英文法をこわす』こそ名著だと思うのは私だけでしょうか?


英文法をこわす―感覚による再構築 (NHKブックス)
大西 泰斗
日本放送出版協会
売り上げランキング: 77478
おすすめ度の平均: 4.0
3 ダイジェスト判
4 読む必要は無い
5 英語を学ぶ最適な方法を知りたい人へオススメ
2 内容自体はオススメですが…
5 イメージ。

テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2010/08/20(金) 20:42:52|
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